だからこそ。

自分を探し、自分を癒しながら 日々の色々を綴ります。だからこその気持ちで。

無題

今朝 とても気がかりなことが起こった。

しばらく その心配が頭から離れないと思う。

 

想像は 悪い方向へいきがち。

 

これは性格なのかな。

それとも、あるあるなんだろうか?

 

気を抜くと  悪いことを考えて  苦しくなる。

 

わたしは いつもそう。

良い想像より 悪い創造力がたくましい。

 

色々と 試練の時だなぁ。

 

わたしは きっと 

なにかを教えられているんだ。

 

大丈夫。深呼吸。

 

 

 

自分を苦しめてるのは



f:id:dacaracoso:20220208173653j:image



過去に 起きた辛いこと。

 

それが いつまでも 自分を苦しめると

思っていたけれど、

 

そうじゃ、 ないみたい。

最近 それが よくわかってきた。

 

その出来事が 終わったことならば

その出来事は もう過去のことで、

もうここには ないから。

 

今  いじめられてるわけでも

今   裏切られてるわけでもない。

 

だから、

その出来事が 自分を苦しめてるというより、

自分を

苦しめてるのは  もはや

自分自身なのかもしれない。

 

 

何度も 何度も

その嫌な思考を取り出して

自分に 見せつける。

思い出させて、妄想させて、

悪い想像を膨らませて、

それをまた自分に見せつける。

その時 感じた痛みを 思い出して

また 傷をえぐる。

 

それを繰り返し 繰り返し

全部  自分がやってる。

 

 

 

戦うべきは

自分の思考の癖なんだなぁと わかった。

 

わかったけれど、

自分を変えるのが  難しいことも

わかった。

 

他人をコントロール出来ないことよりも、

自分をコントロール出来ないことの方が

苦しみが 大きいということも知った。

 

わたしが 戦うべきは

過去の出来事でも、

夫でもなく、

自分自身。

 

その戦いに勝った時、

「乗り越えることが出来た。

  わたしは ひとつ 成長した」

って 言えるんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのままで


f:id:dacaracoso:20220205163224j:image
1年前 すごく 苦しくて

早く楽になりたくて 検索ばかりしてた時、

同じように不倫された人のブログを見た。

 

「だんなの不倫から3年経ったけど

苦しさはかわらない。不倫は心の殺人だ」

そんな内容のブログだった。

 

その時  わたしは本当に めちゃくちゃ

絶望した。

 

あぁ、わたしは 何年も何年も この苦しみを

味わうんだなと 希望がなくなった。

 

楽になんてなれないんだなぁ。

もう、一生 心から笑えないんだなぁ。

 

こんなブログ見たくなかったよぉ😢

 

立ち直った人、乗り越えた人、

希望が持てる体験ばかりが

ネット上に溢れていたら 良かったのに😢

 

そう思った。そんな人ばかり探した。

希望をさがしてた。

 

 

それから1年が経った。

今の私は、

 

まだ二重人格のようなところがある。

明 と 暗 

 

過去の出来事に囚われて 苦しんでいる

「暗 」の時、

こんなに時間が経ったのに

変われない自分を駄目だと思ってしまう。

 

でも、そんな時、

あの時読んで絶望したブログのように、

 

私と同じように まだ乗り越えられずに苦しんでいる人や、

もがいている人を見ると

自分だけじゃないと

少し孤独感が消える。

このままでも 良いんだと思える。

助けられる。

 

その時の状況で、

その時の立場で、

 

求めるものが変わる。

 

だから、いろんな人にいて欲しい。

 

前向きな人、後ろ向きな人

乗り越えた人、

まだ壁の前でしゃがんでる人、 

いろんな 人がいて、

 

 

あの人みたいになりたい! とか、

 

あの人もがんばってるからがんばろう! とか

 

あの人も 苦しんでる 私と一緒だなぁ!とか

 

 

 

だから、

みんなが前向きである必要もないし、

良いことばかりじゃなくていい。

 

いろんな立場の人に助けられてる。

 

逆を返せば

どんな自分でも 良いってことかな。

完璧である必要はない。

頑張れない自分でも価値がある。

 

誰かは そのままで、

誰かの役に立ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃太郎に殺されました


f:id:dacaracoso:20220204114639j:image
ある投稿を見て 衝撃を受けた。

むかしの広告を載せたものだった。

 

「ぼくの お父さんは

桃太郎というやつに殺されました」

子供の鬼が泣きながら立っている。

 

 

誰でも知ってる「昔話 桃太郎」

鬼は悪いやつで  桃太郎は良いやつ。

それを 私も疑ったことがなかったのに。

なんか、とても衝撃的。

 

初めて  想像してみた。

 

「生まれてみたら 自分は鬼だった。

牙がはえ 頭には角があった。

選んで 生まれてきたわけじゃない。

 

鬼は 少数派。

多数いる人間の常識が

世の中の常識だった。

 

人間とは違う 容姿を 嫌われ、 怖がられた。

だから、鬼ヶ島という遠く離れた 狭い島で

少数派の鬼たちは暮らすしかなかった。

世の中に 受け入れてもらえないから、

仕事をして 糧を得るということが 出来ない。

 

鬼にも 守りたい大事な家族がいる。

 

 大事な家族を養うために、

生きていくために、

人間から物を奪うという手段を

選ぶしかなかった。

 

 

ある日 桃太郎が仲間をつれて突然やってきた。

そして、次々に鬼の仲間たちを殺していった。

成敗という名のもとに

鬼のお父さんたちは次々に殺されていった」

 

違う側面から見たら

全然違う物語になる。

 

これって、

自分のまわりのいろんな 物事に 、

当てはまるかもしれない。

 

 

最近、ミステリーという勿れ

というドラマの中で、

「真実は、人の数だけある。事実は一つ」

って台詞があった。

 

それぞれの立場で見えるものが違う。

その人の思う 真実が、

その人にとっての真実。

 

だから

真実は 人の数だけある。

 

桃太郎の話も

事実は、「鬼が 殺された」  ということ 。

でも、

桃太郎と 鬼  

どちらにも 立場があって、

二つの 物語があるのかもしれないってことを、

今まで 考えたこともなかったな。

 

私に 起きた あの辛い 出来事も、

事実は

「不倫があった」ということだけ。

 

それに、関わった人の数だけ

物語があって

きっと、 それぞれ

まったく違う 物語なんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

欲張り


f:id:dacaracoso:20220203162953j:image
わたしは 争い事を好まない。

自分の事より 人の事を優先することも多い。

あまり 我を通すことはない。

意見が食い違えば、譲ってもいいと思う。

リーダー的な立場よりは、二番手が楽。

縁の下の力持ちでいい。

服はたくさんいらない。

気に入ったのが数枚あればいい。

欲しいものも あまりない。

ブランド物も興味ないし いらない。

誕生日のプレゼント 何が欲しい?と聞かれると

いつも 答えが見つからない。

欲がない。

 

 

わたしはそういうタイプの人。

 

だけど。

自分が 愛する人にたいしての

欲は 強い。

自分が その人の一番でありたいという

欲が とても強い。

誰にも負けたくないし、譲れない。

その人にとっての  すべての一番を

私が手に入れたい。

 

 

過去に出会ったどんな人よりも

一番の存在だと 思われたい。

 

一番 愛してると思われたい。

一番 一緒にいて楽しいと思われたい。

一番 居心地いいと思って欲しい。

一番 癒されると感じて欲しい。

一番 大事な人になりたい。

すべてにおいて 一番でいたいと思う。

 

その人にとっての すべての一番を

手に入れたい。

 

これは 欲張りなの⁉️

 

 

不倫が発覚した後、

夫が 言った。

「お前のことがすべてにおいて 今でも一番だと思ってる。その気持ちに嘘はない」

 

「じゃあ、どうして 不倫なんかしたの!」

泣きながら聞いた私に、

「自分でもよくわからない」と 夫は答えた。

 

全てを手に入れたい欲張りな私。

私より 惹かれるものを 他の人の中に見つけ、

不倫に走っていった  夫の気持ちが悔しくて、

張り裂けそうだった。

 

夫に聞いた。

「私になくて、相手の女性にあったものは何?」

 

その時の  夫の一言が 今も忘れられない。

 

「新鮮だった」

 

 

あぁ、無理だ。

 

 

長年 連れ添って 、

共に築き上げていけるものは

たくさんある。

 

でも、それに反して

「新鮮」は 薄れていく。絶対に。

 

 

 

 

どうすることも出来ない 事実が 苦しかった。

 

欲張っても 欲張っても

 

全てを手に入れることは無理だと

その時  悟った。

 

 

 

 

 

 

私の命を救ってくれた 不幸


f:id:dacaracoso:20220202134746j:image

 

わたしは5年ほど前、

いつ破裂するかも分からない爆弾が

頭の中にあった。

 

自覚症状もなく、

毎日元気に過ごしていたのに、

実は頭の中に

大きな脳動脈瘤があった。

 

症状がないから 普通は気づかない。

 

大抵の場合は

破裂して 大変な事になってから

気づくらしい。

 

破裂していたら即死、または重い障害が残っていたと

医師に言われた。

 

 

なぜ自覚症状がないのに

気づくことができたか?

 

それは夫。

 

夫が 私を苦しめたから。

 

夫は あの時も ある秘密を抱え、

誰にも言えず悩んでた。

それを わたしは ひょんな事から

知った。

 

そこから、

わたしは眠れないほどの ストレスを抱えた。

 

結婚して以来 一番大きな夫婦の危機。

 

本当に あの時も辛かった。

 

眠れない日が続いて、

ある日 まぶたの 痙攣が なかなか収まらなくなった。

 

たまたま脳神経外科を選んだ。

たまたまやった検査で

たまたま動脈瘤が見つかった。

ほんとに たまたま。

 

まぶたの痙攣は 寝不足、ストレスが原因だと

言うのだから、

夫が問題を起こさなければ

わたしは寝不足になることもなく

まぶたが痙攣することもなく

病院に行くこともなかった。

 

絶対に気づかなかった。

 

ある日突然、頭の中の動脈瘤が破裂して

死んでいたかもしれない。

 

それを思うとき、

複雑な思いだけど、夫に今も感謝する 。

 

夫の抱えていた問題は解決したと同時に

夫にも 大きな変化をもたらし、

その変化は今もありがたいことに続いてる。

私の命も守られた。

ほんとに たくさんのおまけ付きだった。

 

 

今回もそう。

夫の問題をきっかけで

私自身や 夫婦関係 いろんなことに

良い変化があった。

苦しいだけで 終わらなかった。

 

幸せと 不幸は 表裏一体。

 

悪い事の 背後に

良いことが 両手を広げて待ってる。

 

今日は その定期検診だった。

今年も異状なし。

 

全てが 結果オーライ。

全てが有難い。