「あなたは空気のような存在だ」
と言われたら どう思う?
私は悲しい。
あえて気にも留められない。
そこにちゃんといるのに意識されない人。
そう言われてる気がして悲しい。
かつて
わたしにも
空気のような存在の人がいた。
とても かわいそうなことをした。
子供達ではない。
夫でもない。
親兄弟でも
友達でもない。
それは
自分。
私自身だった。
他の人の気持ちは たくさん想像したり、
考えたりしてあげれるのに、
一番身近で大事な自分のことは
見ていなかった。
今は違う。
自分の気持ちを
誰よりも きちんと聞いてあげれるのは
自分だと知った。
「わたしは どうしたい?」
「わたしはどうありたい?」
いつも そう、聞くようになった。
そしてその 自分の願いを叶えてあげれるのも
自分だと知った。
人に優しくされたら 好きになるのと同じ。
自分に優しくしたら
自分をもっと好きになれる。
わたしは そうやって
一度 失った自尊心を
今、少しづつ取り戻している。
